前回はCYCLE MODE RIDE ハック的なことを書きましたが、今回は実際に試乗した自転車のことを書いていきたいと思います。
理想と現実
- JAMIS RENEGADE
- cinelli MASH
- tern Rivet
- KOGA BEACH RACER
- SCOTT SPEEDSTER 30 DISC
- FUJI TRACK ARCV
- FUJI FEATHER CX+
- FUJI BALLAD Ω
でも、これらすべての試乗が叶う訳もなく、実際に試乗できたのはこちらの5台。
- JAMIS RENEGADE CLARIS
- FELT FR5
- tern RIP
- cinelli GAZZETTA
- SCOTT SPEEDSTER 11 JAPAN LIMITED
試乗の感想
なんか人がいっぱいいるところでロードバイクなんて乗ったことがなかったので、結構緊張して自転車に乗るというよりは乗せられていた感じ。口が裂けても「インプレッション」なんて言えません。「試乗の感想」が精一杯です。JAMIS RENEGADE CLARIS
まず最初に乗ったのはJAMISのRENEGADE。会場に入ってブラブラしていたら、RENEGADEがたくさん並んでいるのを見つけて、すかさず「これ乗れますか?」って聞いてました。ディスクブレーキに太めのタイヤですごく安心感というか安定感があり、乗り心地もとても良かった。だからって、推進力がない訳でもなく、坂道もスイスイ登っていく。ロードバイクには3台乗ったけど、その中では一番しっくりきたかも。本当にどこへでも行けそうなロードバイクです。
カーボンの上級モデルはすでに完売しているそうなので、グレーのカラーリングがカッコいいクロモリのEXPATが狙い目かな。下の写真の一番安いモデルでも十分カッコいいけどね。
FELT FR5
次に乗ったのがFELTのFR5。SCOTTは並んでるし、FEATHERは帰ってこないので、エントリーモデルも豊富なFシリーズに乗りたかったのですが、
それでも、結局30分ぐらい待って、またヘルメットの貸出を待って、やっとのことで乗ってみた印象は「何このゴリゴリ感!RENEGADEと全然違う」(タイヤも違うので当たり前か)。でも、
ただ、踏み込んだ時の加速性は素晴らしく、スッーと前に進んで行きます。
FELTだけ写真を撮るのを忘れてたのでイメージはこちらで。
tern RIP
ternはもともとホールディングバイク専門だったのですが、最近はデザインコンシャスなクロスバイクをたくさん作っています。その中でも代表的なモデルがこちらのRIP。サイズは小さめの650cですが、フレームはエアロが入っていてカッコいいです。適正サイズがなく身長170cmの僕には小さめのSサイズに乗ったのでなんとも言えないのですが、乗った感じはタイヤが地面に吸い付くような感じで、すごく安定性があります。ロードバイクに乗ってからだと重く感じましたが、おしゃれな街乗り自転車として使うのにはとてもいいじゃないでしょうか。
cinelli GAZZETTA
FEATHERが大人気で中々乗れそうになかったので、cinelliへ。本当はMASH WORKに乗りたかったんだけど、なにげにこちらも人気だったので、とりあえず、すぐに乗れたGAZZETTAに試乗。ピストらしいスッキリしたシルエットはシンプルだけどカッコよかったです。でも、ロード系バイクを2台乗った後に乗ると最初の蹴り出しがすごく重く感じました。一度、巡航スピードに乗ってしまえば、らくちんなんだけど。やっぱりピストは見た目から入るのが鉄則ということを痛感しました。
SCOTT SPEEDSTER 11 JAPAN LIMITED
写真ではわかりにくいかも知れませんが、カラーリングが爽やかでカッコいいです。SPEEDSTERのカラーリングはどれもカッコいいですよね。個人的には黒塗りに控えめなグリーンのアクセントが映えるSPEEDSTER 30 DISCのカラーリングが一番好きです。さて肝心の乗り心地ですが、最初はハンドルの重さで振り回されるような感覚があり、この前に乗った2台のロードバイクとの違いに戸惑いました。FELTのFR5ほど、ゴツゴツはしていなかったのですが、加速性もそれなりのように感じました。FR5が鋭すぎるのかも知れませんが…
印象としては見た目以外はちょっと中途半端な感じ。ハンドルやフロント周りの重さだけが記憶に残っています。
サイクルモードライドに参加してみて
参加していないメーカーや代理店もありますし、必ずしも自分の乗りたいモデルに乗ることができる訳ではないですが、通常は乗れないであろう高価なモデルに乗ることができたりしちゃうので、自転車好きさんには最高のイベントではないでしょうか。これほど多くの自転車を一緒に見ることができる機会は中々ないので、実際に自転車に触れて、メーカーの人とも触れ合って、ますます自転車が好きになること間違いなしです。
僕も時間のない中、タイプの異なる5台の自転車に試乗することができ、自分の探している自転車のイメージがより明確になったような気がします。とても楽しいイベントなので来年もぜひ参加したいなぁ。