ロードバイク初心者の欲しい物リストから見る理想と現実 チェーンオイル編

ギアとチェーン
暖冬、暖冬と言われていたけど、突然やって来ましたね冬将軍。ロードバイクの冬仕度は一通り揃えてみたものの、北風吹き荒ぶ中、ロングライドに出かけることができるのか!?う〜ん、微妙。

とはいえ、最近導入したSPDペダルとシューズも調子いいので、グルメライドでも企画して、人参ぶら下げ作戦で頑張ってみます。

前回から始まった新シリーズ「ロードバイク初心者の欲しい物リストから見る理想と現実」。このシリーズでは今年からロードバイクを乗り始めた初心者の僕がウェアやパーツなど、ロードバイクライフに必要なグッズを揃えていく上でいいなぁ〜欲しいなぁ〜と思った商品(理想)と大人の事情で実際に購入または購入しようと思っている商品(現実)を紹介していきます。

ちなみに初回はウインターグローブ編。第3回はフロントライト編。



第2回はロードバイク初心者がメンテナンスグッズとして一番最初に購入するであろうチェーンオイルです。では、はじまり、はじまり。




チェーンオイルに求める条件

みなさんは普段使ってる自転車のチェーンにオイルなんて差したことあります?買ったら自転車が壊れる、もしくは買い換えるまでそのまんまですよね?

はい、僕もロードバイク乗るまでそんな感じでした。だからロードバイク購入時にショップで定期的に掃除と注油を行う必要があると説明された時は衝撃でしたね。えっ、マジかよ~めんどくせぇ〜って感じ。でも、ロードバイクにハマってみるとメンテナンスも楽しみの1つ。きちんと整備してチェーンが調子良く回ってくれると素直に嬉しい。

そんな僕がチェーンオイルに求める条件はこんな感じ。
  1. サラサラしてる
  2. 浸透力がある
  3. コスパがいい
チェーンオイルにもいろいろ種類があるけど、僕はできるだけクリーンな感じがいいのでドライ派。ほんとに塗ってるかどうか分からないけど、チェーンはスムーズに回るっていうのが理想。つまり、サラサラしているのに浸透力が高いっていうのが最強。逆に効果が長続きしなくてもそれは構わない。2、3回のライドで1度メンテする頻度(距離でいうと200〜300km)でも大丈夫。ただ、消耗品だけにある程度コスパが良くないとダメかな。


「理想」のチェーンオイル

まずは「理想」のチェーンオイルから。

Vipros チェーンオイル De muon

ショップから納車された時に使われていたのがViprosのDe muon。1か月点検までの間、チェーンはずっとシルバーのまま。ほとんど汚れなかった。外から見てもほんとにオイルが使われているのか分からないぐらいドライでサラサラ。まさにコスパ以外は「理想」のチェーンオイル。

Viprosの製品デザインはどこか海外の香りがするけど、実は日本製。製品名も「muon
」=「無音」や「keiten」=「軽転」など、実は日本語のローマ字表記だったりする。ウィットが効いてていい感じ。De muonは名前の通り、チェーンの鳴きを抑えるのが特徴みたいだけど、驚きのサラサラ感も凄いの一言。


「現実」のチェーンオイル

Viprosのオイルはめちゃくちゃ高いことはないけど、初心者にとっては高級品。ロングライドが主目的なら、コスパも重要ということで「現実」のチェーンオイルはこちら。

FINISH LINE ドライ バイク ルブリカント

まあ定番ですな。とりあえず初心者はFINISH LINEを使っておけば、間違いありません(笑)Viprosほどチェーンをきれいに保つことはできないけど、粘り気もそこそこで、性能もそこそこ、そしてお値段はリーズナブルという絵に描いたような定番。白色ボトルのセラミックはもっとサラサラな感じ。でも、距離が持たないようなので、初心者にはドライのこちらで十分。

僕の今年の走行距離は約3,000km。200〜300kmに一度の注油で60mlが1年でちょうど無くなる感じ。サイクル界の激安の殿堂ウエムラパーツなら、税別540円ぐらい。なかなか良い買い物でしょ?


「現実」のオプションたち

チェーンオイルはまだ1種類しか購入していないので、なかなか他の選択肢を挙げることができないけど、これは良さそう。

WAKO'S チェーンルブ

WAKO'Sといえばメンテナンス用品の老舗的存在。誰でも1つぐらいは製品を持ってるでしょ。僕はフォーミングマルチクリーナーに大変お世話になってます。よくショップやイベントで開催されてるメンテナンス教室に一度行ってみたい。

チェーンオイルなどの潤滑油は地味な存在ですが、きっちり注油されているのといないのでは、走りの軽やかさが変わってくるので「安くて良いもの」を使って、しっかりメンテナンスして行きましょう。


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