結論 グラベルロードは通勤最強バイクである(注)
いきなり結論から入ったけど、現時点ではグラベルロードが通勤最強バイクであるとことは間違いないと思っている。※個人の感想です。
その根拠は次の3つ。
- ロードバイクなみの走行性能
- MTBなみの走破性能
- ディスクブレーキの安心感
それでは、グラベルロードが通勤最強である根拠を1つずつ検証してみよう。
根拠1 ロードバイクなみの走行性能
グラベルロードバイクは名前のとおり、見た目はロードバイクそのもの。もちろん走行性能はロードバイクに近いものがある。ただ、グラベルなどの未舗装路における走行を想定していて、作りが頑丈だったり、ポジションがアップライトだったり、太めのタイヤを履いているため、ピュアロードバイクに比べると車体は重く、風の影響を受けやすく、転がり抵抗も大きい。ストリートでピュアロードバイクに勝負を挑もうなら、コテンパンにヤラれてしまう(経験談)。
それでもクロスバイクやMTBよりは軽やかに走れるし、ヒルクライムやロングライドをこなすぐらいの性能は兼ね備えている。事実、僕はグラベルロードで週末に六甲山に登るのが趣味になりつつあるし、淡路島一周(通称アワイチ)で230キロ走ることもできた。100キロちょっとのロングライドだったら簡単にこなせてしまう。
こんな走行性能を持つグラベルロードだから、片道5キロぐらいだと、きっと物足りない。通勤ライドに片道1時間以上もかけたら疲れて仕事に影響が出そうなんで、10〜20キロぐらいの通勤ライドにはグラベルロードがベストなんじゃないかと思う。それだったら、普通のロードバイクでもいいんじゃね?っていう意見はごもっとも。その意見に対する返答は根拠2で示そう。
タイヤが太いことのメリットはエアボリュームによる快適性(乗り心地)の向上と未舗装路つまりグラベルにおける走破性能の確保。実際、ピュアロードだとパンクの危険性を感じて躊躇してしまう荒れた林道でも普通に走れてしまう(砂浜はさすがに走れなかった…)。もっと太いタイヤにサスペンション搭載のMTBには敵わないから、「MTBなみ」というと言い過ぎかな。でも、32Cタイヤのクロスバイクなんかと比べても安定感は半端ない。
この走破性が通勤ライドで活きてくる。朝のラッシュ時は得てして車も渋滞しがち、車道の脇を抜けて行きたいのにトラックで前に進めないってよくある話。そんな時は歩道に上がって通れないところだけ迂回、そしてまた車道に戻る。ピュアロードだと神経を使うような歩道の段差も問題なくガツンと上がれる。クロスバイクと比べても段差を越える衝撃は少ない。
※自転車で歩道を通行できるのは「やむを得ない」と認められる場合のみです。
タイヤも少しごつ目なのでパンクのリスクも下がる。チューブレスレディのホイールが標準で装備されていることも多いので、チューブレスレディにするのも良し。
それでもクロスバイクやMTBよりは軽やかに走れるし、ヒルクライムやロングライドをこなすぐらいの性能は兼ね備えている。事実、僕はグラベルロードで週末に六甲山に登るのが趣味になりつつあるし、淡路島一周(通称アワイチ)で230キロ走ることもできた。100キロちょっとのロングライドだったら簡単にこなせてしまう。
こんな走行性能を持つグラベルロードだから、片道5キロぐらいだと、きっと物足りない。通勤ライドに片道1時間以上もかけたら疲れて仕事に影響が出そうなんで、10〜20キロぐらいの通勤ライドにはグラベルロードがベストなんじゃないかと思う。それだったら、普通のロードバイクでもいいんじゃね?っていう意見はごもっとも。その意見に対する返答は根拠2で示そう。
根拠2 MTBなみの走破性能
その外見におけるグラベルロードの最も大きな特徴は太いタイヤに違いない。僕のレネゲードは36Cのタイヤを履いている。通常のロードバイクが23Cもしくは25Cだからかなり太い。最近は市販の完成車で40Cのタイヤを履いているグラベルロードもあるぐらい。どんどんタイヤの巨大化に拍車がかかっている。タイヤが太いことのメリットはエアボリュームによる快適性(乗り心地)の向上と未舗装路つまりグラベルにおける走破性能の確保。実際、ピュアロードだとパンクの危険性を感じて躊躇してしまう荒れた林道でも普通に走れてしまう(砂浜はさすがに走れなかった…)。もっと太いタイヤにサスペンション搭載のMTBには敵わないから、「MTBなみ」というと言い過ぎかな。でも、32Cタイヤのクロスバイクなんかと比べても安定感は半端ない。
この走破性が通勤ライドで活きてくる。朝のラッシュ時は得てして車も渋滞しがち、車道の脇を抜けて行きたいのにトラックで前に進めないってよくある話。そんな時は歩道に上がって通れないところだけ迂回、そしてまた車道に戻る。ピュアロードだと神経を使うような歩道の段差も問題なくガツンと上がれる。クロスバイクと比べても段差を越える衝撃は少ない。
※自転車で歩道を通行できるのは「やむを得ない」と認められる場合のみです。
タイヤも少しごつ目なのでパンクのリスクも下がる。チューブレスレディのホイールが標準で装備されていることも多いので、チューブレスレディにするのも良し。
根拠3 ディスクブレーキの安心感
ロードバイク全体にディスクブレーキ化の大きな波が押し寄せているが、未舗装路の走行を前提としているグラベルロードにも当然ディスクブレーキが装備されている。通勤バイクは悪天候でも乗る機会が多いから強力な制動力が備わっているということは心強い。
天気が悪い時には乗らないという人でも、毎日の通勤で乗っていると車やバイク、歩行者の急な飛び出しに遭遇することは多々あるはず。そんな時も急停止できるディスクブレーキは活躍する。まあ、タイヤはロックしてかなりスライドはするけれど。
自転車のコントロールという面でも、慣れればリムブレーキよりディスクブレーキの方が簡単だと思う。六甲山からのダウンヒルでピュアロードバイクと一緒になることも多いけど、リムブレーキの方が下りは大変そうに見える。僕のレネゲードは機械式なので引きが重く、長丁場のダウンヒルだと腕が疲れることもあるけど、通勤ライドなら機械式で十分。
まとめ
先に結論から入ったので、まとめることもないんだけど、根拠1と根拠2は言い換えると、「根拠1 MTB以上の走行性能」「根拠2 ロードバイク以上の走破性能」となり、この2つの特徴を兼ね備えたディスクロードがグラベルロード。MTBとロードバイクの中間的存在。
今回は通勤ライドをテーマにグラベルロードのことを考えてみたけど、グラベルロードを通勤専用にしちゃうのはもったいない。お休みの日にはロングライドに出かけたり、ヒルクライムに挑戦したり、通勤以外にも活用して欲しい。ほんとに1台あればいろんな楽しみを提供してくれる自転車、それがグラベルロードだと思う。
僕みたいにロングライドやヒルクライムにハマっちゃったら、少し細めのタイヤと軽いホイールに交換してピュアロード寄りにカスタマイズしてもいいし、もっと快適性を求めてWTBの40C以上の太いタイヤ&チューブレス化でフワフワ感を満喫してもいい。ダボ穴もたくさんあるから流行りのバイクパッキングにも活用できる。
僕ら子育てパパ世代はロードバイクを買うにしても奥さんのOKをもらうのが大変だから、ちょっとだけいい通勤用自転車を買いますってごまかしちゃってもいいかも。次回はオススメの通勤向けグラベルロードを紹介したいな。皆様のグラベルロードデビューお待ちしています(笑)
ということで、通勤通学におすすめのグラベルロードはこちら。