40オヤジの琴線に触れる音楽〜2019上半期〜

やっと夏が来ましたね。梅雨入りが遅く、明けるのも遅かったので今年の夏は短そう。
毎週のように夏フェスが各地で開催されてるけど、家族を置いて単独で行けるわけでもなく、指をくわえて見ているばかり。BTSでも出てくれりゃ家族総出で行けるのにな。

短い夏にはノリノリの曲で盛り上がりたいところだけど、予想していたとはいえ、令和になってからやりきれない悲しい出来事が続いている。今年はしっとりしたシティポップでも聴きながら夏をやり過ごしたい。

ということで、時代を跨いで40オヤジの琴線に触れた音楽の紹介です。
では、はじまり、はじまり。




やりきれない夏の夜に聴きたい曲はこちら

サカナクション 忘れられないの

いつもそのシーズンのヘビロテ、アンセム的なお気に入りをトリにもってくるんだけど、今回は真っ先にこの夏のアンセムを紹介したい気分。個人的には食傷気味だったサカナクション。でも、この曲はしっとりと心の襞というか隙間に染み渡る。昭和シティポップの完コピだからかな。MVのカメラワークまで昭和です。


収録アルバムはこちら。

Kendrick Lamar & SZA All The Stars

続いてもしっとりした感じの曲を。SZAは誰と組んでも存在感半端ない。MVでも主役張れるしね。こういう歌姫を次から次へと生み出すアメリカのショービズってほんとに凄い。
この曲も空気が肌に纏わりつくような蒸し暑い夜に聴きたい。


収録アルバムは映画「ブラックパンサー」のサントラ。

King Gnu 白日

3曲目はちょっと前にドラマの主題歌として流行っていたキングヌーの白日。しっとりとした出だしからアップテンポなサビに繋がる流れが秀逸。Prayer Xも似たようなしっとり感とちょい重の歌詞で好きな曲。


白日はデジタルオンリーなのでアルバム収録はなし。Prayer Xはこのアルバムに入ってる。他にもいい曲入ってる。

Vickeblanka Ca Va?

これはね、完全にヤラれた。絶対フランス人が歌ってるフランス語の歌だと思った。しっとりとした出だしからのパワフルなサビ繋がりでKing Gnuの次はこれ。麻薬性のあるリズムだから心して聴いてね。


今のところCDはシングルしか販売されてません。あとはデジタル配信かな。

Marshmello & CHVRCHES Here With Me

マシュメロって知ってます?僕はこの曲に出会うまで知りませんでした。うちの中1の娘は知ってましたけど(汗)見た目がカワイイので女子ウケがいいみたい。今年のハロウィンはこれだな。
でも、この売り方ってアリだと思う。特徴的なマスクを被って状況に応じて中の人が入れ替わるみたいな。(本当に入れ替わってるかは分からないけど、入れ替わらないとサスケをオールクリアするなんて無理でしょ?)Daft Punkとは異なる方法で匿名性をマーケティング的に利用する。ほんとにウマい。話逸れたけどいい曲ですよ。


Marshmelloの曲はデジタル配信だけみたい。

Mabel Don't Call Me Up

この曲も梅雨入り前までは本当によくラジオでかかってた。失恋を歌う憂いを帯びたメロディはどこか懐かしく、心地よいリズムはすごく耳に残る。ちなみにメイベルのママはあのネナ・チェリー。う〜ん、納得。納得?


収録アルバムはこちら。

Taylor Swift ME!

このお嬢さんの勢いは止まりませんね。次々とキャッチーなメロディを紡ぎ出すのは本人が凄いのか?それともプロデューサー陣が凄いのか?まあ、どっちも凄いんだろうけど。
このタイミングでPanic! At The Discoのブレンドン・ユーリーを連れ出すあたりの感性は素晴らしい。そりゃ売れるわ。


鉄板の収録アルバムはこちら。

ONE OK ROCK Wasted Nights

僕の音楽ネタに登場するのは2回連続のワンオク。楽曲の完成度がどんどん高くなってきてるが感じがする。ここまで来たら本物です。というか今まで疑っていた訳ではないんだけど、最近はちょっと突き抜けた感じがする。とりあえず、映画の主題歌でワンオク使っとけば間違いないです。今年の夏のマイアンセムが「忘れられないの」というしっとりした曲なので、仕事やライド前にテンション上げたい時はこの曲聴いてる。僕の裏アンセム。


以前に紹介したChangeも収録されているお得なアルバムはこちら。


どんなに悲しくても人生は続き、音楽は鳴り止まない

冒頭にも書いたけど、令和になってからというもの本当に目を覆いたくなるような痛ましい出来事が立て続けに起こり、他人事とは思えず、悲しい気持ちになっているのは僕だけではないはず。どんなに悲しいことがあっても残された者たちはそれを乗り越えて行くしかない。でも、必ずその傍らには傷ついた心を少しだけ癒やしてくれる優しい音楽があるはず。僕たちが前を向いて進む限り、心の中で音楽が鳴り止むことはないのだから。

中島みゆき 時代



これまでにオヤジの琴線に触れた曲はこちら。







関連記事